松山　後半バーディーラッシュで１４位浮上　石川は４６位

第３ラウンド、通算５アンダーで14位に浮上した松山英樹。12番でバンカーショットを放つ

　米男子ゴルフのプレーオフ第１戦、バークレイズは２９日、ニュージャージー州エジソンのプレインフィールドＣＣ（パー７０）で第３ラウンドが行われ、２４位スタートの松山英樹は７バーディー、２ボギー、１ダブルボギーの６７をマーク。通算５アンダーとして１４位に浮上した。

　３番でティーショットを池に落としダブルボギーとし、前半は２バーディー、２ボギー、１ダブルボギーで折り返したが、後半に猛チャージ。１０番でバーディーを奪うと、１２、１５、１６、１８番でバーディーを積み上げた。

　ギリギリの６４位で予選を通過した出た石川遼は、５バーディー、３ボギーの６８で通算イーブンパーで４６位となった。

　前半を２バーディー、１ボギーで折り返し、後半の１０番から３連続バーディーを奪ったものの、１４番、１７番でボギーを叩いた。

　この日６３をマークしたベ・サンムン（韓国）とジェイソン・デイ（オーストラリア）が１１アンダーでトップに並んでいる。

　▼松山英樹の話　何が良くなったわけでもないが、スコアは結果的に良かった。前半途中まで３オーバーになったが、とりあえずゼロに戻そうと思った。（最終日は）きょうの前半のようなプレーをしていては話にならない。後半みたいなプレーができるようにしっかり準備したい。

　▼石川遼の話　内容は良かった。難しいコースなので、いいショットを打っても結果につながらないところはある。自分の実力からすれば（１日）２アンダーは文句を言えるスコアじゃない。うまくならないとこれ以上は出せないのかなと思う。