松山 2日連続「69」で5差24位浮上「優勝を目指してやる」

[ 2015年8月30日 05:30 ]

9番でラフから第3打を放つ松山英樹。通算2アンダーで24位に浮上

USPGAツアー バークレイズ第2日

(8月28日 米ニュージャージー州エジソン プレインフィールドCC=7012ヤード、パー70)
 32位スタートの松山英樹(23=LEXUS)は4バーディー、3ボギーで2日連続の69で回り、通算2アンダーの138で首位と5打差の24位に浮上した。18位から出た石川遼(23=CASIO)は2バーディー、6ボギーの74とスコアを落とし、通算2オーバーの64位で辛くも予選を通過した。68で回ったバッバ・ワトソン(36=米国)が通算7アンダーで単独トップに立った。

 風が強くなってグリーンが乾き、難しいコンディションになった午後のラウンドながらスコアを伸ばした松山は「難しさもあったが、いいショットもあったので、もっと伸ばせたかなという印象」とうなずいた。

 ショットは復調の兆しがあった。3ホール目の12番パー5では7メートルに2オンして、イーグル逃しのバーディーを奪った。15番は4・5メートル、17番は2・5メートルにつけてチャンスをものにした。フェアウエーキープは14ホール中10ホール、パーオンは18ホール中13ホール。データにも精度の改善は表れている。

 後半の1番で4メートルのチャンスから3パットしてボギーとするなどミスによる取りこぼしがあっただけに「ミスをミスにしないようにすればスコアは伸びてくる」と修正点も明確。決勝ラウンドへ向け「優勝するゴルフじゃない。でも優勝を目指してやる。その気持ちがなくなったら終わりだと思う」と力を込めた。

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