バスケ新リーグ1部 NBL、bjから各6チーム、来秋開幕

[ 2015年7月30日 16:10 ]

新リーグの1部参入12チームを発表し、記者の質問に答える日本バスケットボール協会の川淵三郎会長(中央)ら

 2016年秋に開幕するバスケットボール男子の新リーグは30日、1部参入の12チームを発表、ナショナルリーグ(NBL)から昨季王者のアイシン三河など6チーム、TKbjリーグからも昨季優勝の浜松・東三河など6チームが入った。

 NBLからほかにリンク栃木、千葉、トヨタ自動車東京、東芝神奈川、三菱電機名古屋が入り、bjの秋田、仙台、京都、大阪、琉球も決まった。2、3部の計8チームも決まり、未確定は1~2部が15チーム、2~3部が10チームで、残りは8月29日に発表される。

 3部制でトップの1部は最大16チームの方針だが、状況によって増える可能性もあるという。東京都内で記者会見した日本協会の川淵三郎会長は「可能なら18くらいまでいければ。あと1カ月の努力次第」と話した。

 国際連盟(FIBA)は昨年11月、二つの男子リーグを統合できずにいた日本協会に対し、国内統括団体として機能していないとの理由で処分を科した。これを受け、日本では1月に川淵氏をチェアマンとするタスクフォース(特別チーム)が発足。リーグ統合では、NBLとbjのほぼ全チームが新リーグに参加する見通しとなった。日本協会は5月に川淵氏を新会長とする体制に生まれ変わり、6月に処分も一部解除された。

 ▼川淵三郎・日本バスケットボール協会会長の話 (新リーグ成功へは)経営の視点が大事。人気選手をどうアピールしていくかが勝負。1部のクラブは覚悟を持って営業努力してほしい。

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2015年7月30日のニュース