江東区で東京五輪&パラ5年前イベント 区内の子どもたちが夢発表

[ 2015年7月24日 17:00 ]

タイムカプセルの埋設セレモニーに出席した(左から)山崎江東区長、竹下佳江氏、瀬立モニカ選手

 元バレーボール日本女子代表でロンドン五輪銅メダリストの竹下佳江氏(37)が24日、東京・江東区で行われた2020年東京五輪・パラリンピック5年前イベント「聞かせて!あなたのオリンピック・パラリンピックこども篇」にゲスト出演した。

 同イベントは、東京五輪・パラリンピックの競技会場を多く持つ区内のオリンピック・パラリンピック教育推進校18小学校の子どもたち40人が大会に向けての夢や抱負、アイデアなどをそれぞれ発表した。竹下氏は「バレーボールは究極のチームプレー、チームワークが大切。人とのつながりとか、仲間から学ぶことが多かった」とアテネ、北京、ロンドンの3大会に出場した経験を踏まえ子どもたちに伝えた。20年に向けては「笑顔で大きな声であいさつをしてほしいですね。海外の方も多く日本にやってきますが、あいさつをするだけで心が開け、通じ合うものがあります。あとは片言でもいいので、英語にもチャレンジしてみてください」と子どもたちにエールを送った。

 一方、山崎孝明江東区長は「このイベントに参加した子どもたちの中から選手として出場してほしいし、選手でなくてもボランティアとして何らかのお手伝いをしてほしいですね」とあいさつ。またパラリンピック“江東区の期待の星”として注目を集めるカヌースプリントの瀬立(せりゅう)モニカ選手(17)も登壇し「まずは来月イタリアでの世界選手権で来年のリオパラリンピック出場を目指します。応援よろしくお願いします」とあいさつを行い、参加者から大きな拍手を浴びた。

 なお、子どもたちが発表した夢や抱負はタイムカプセルに詰められ、江東区役所前緑地に山崎区長、竹下氏らの手で埋設された。

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