日本わずか1時間20分負け…真鍋監督、連係不足嘆く

[ 2015年7月24日 05:30 ]

 バレーボールの女子ワールドグランプリは米ネブラスカ州オマハで、6チームによる決勝リーグが22日にスタートし、世界ランキング4位の日本は同1位で昨年の世界選手権で優勝した米国に0―3で完敗した。攻撃のコンビネーションが乱れて第1セットを12―25で失うと、第2セットは15―25、第3セットは18―25と連取された。五輪2連覇のブラジルは3―1で中国に、ロシアが3―0でイタリアにそれぞれ勝った。日本は23日に中国と対戦する。

 日本はわずか1時間20分でストレート負けした。サーブレシーブの乱れからセッターへの返球が狂い、アタッカーへのトスが合わない悪循環。真鍋監督は「これだけ練習してコンビネーションが合わないのはどうなのか」と連係不足を嘆き、試合後は緊急の選手間ミーティングが開かれた。約20分間の中で話し合ったのは、セッターとの呼吸やチーム全体の取り組む姿勢。主将の木村(東レ)は「今はここにいるメンバーでしか助け合うことはできないし、勝つチームにしていくこともできない」と訴えた。

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2015年7月24日のニュース