ラグビー日本代表・真壁 強行復帰 右太腿重傷もW杯へ覚悟

[ 2015年7月24日 05:30 ]

チームに合流するためにサンフランシスコ国際空港に到着した真壁(左)ら

 玉砕覚悟で強行復帰だ!ラグビー日本代表のリーチ・マイケル主将(東芝)ら5選手が22日(日本時間23日)、米サンフランシスコに到着し、パシフィックネーションズ杯参戦中のチームに合流。2月末に右太腿裏の筋肉のうちの1本を完全断裂したロック真壁伸弥(サントリー)も元気な姿で現れ「なぜここにいるのか分からない。(試合は)できないと言ったのに。でも自分的にもフィジー戦(29日、トロント)をターゲットにしていたので」と5カ月ぶりの復帰へ覚悟を固めた。

 本来は全治1年の重傷。9月開幕のW杯に間に合わせるため、手術はせずに残った筋肉を鍛えることを選択した。合宿では4月当初から別メニュー。ランニング再開は今月13日。「脚の太さが違う。7、8割の強度でしか走れない」と話すが、W杯へ時間がないことも承知している。「エディー(ジョーンズ・ヘッドコーチ)も80分間のプレーは求めていないと思う。役割を理解して、しっかりやりたい」。終盤の切り札として、20分間のプレーに全力を尽くす。

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2015年7月24日のニュース