照ノ富士 新大関1勝、碧山を寄せつけず 3横綱は白星発進

[ 2015年7月12日 17:59 ]

<大相撲名古屋場所初日>碧山を上手投げで破る照ノ富士

 大相撲名古屋場所初日は12日、愛知県体育館で行われ、新大関の照ノ富士は碧山を上手投げで下し、白星スタートを切った。やや硬さが見られ、押し込まれる場面もあったが、最後は過去4戦4勝の碧山を寄せつけなかった。

 照ノ富士は先場所初優勝を飾るとともに大関に昇進した。今場所、新大関として優勝を飾れば06年夏場所の白鵬以来、昭和以降で7人目の快挙となり、秋場所は綱取りを懸けることになる。

 上位陣は大関琴奨菊、豪栄道が続けて敗れ、稀勢の里はきわどく勝った。横綱勢は2場所連続休場から復帰した鶴竜が逸ノ城を、10場所ぶり優勝を狙う日馬富士が妙義龍を物言いの末下し、35度目の優勝を狙う白鵬が新小結の宝富士を苦しみながらも退けた。

 また、左膝の負傷から復活を期す遠藤は、寄り切りで旭天鵬を下し初日を飾った。

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