東京五輪追加種目候補が…ボウリング国際大会で事故、観客2人負傷

[ 2015年7月12日 13:00 ]

イスがあった部分の床板が抜け、観客2人が落下した

 20年東京五輪の追加種目の候補に挙がっているボウリングの国際大会でまさかの事故が起きた。12日、千葉・幕張メッセでの「ワールド・オープン」で仮設スタンドの床板が抜け落ち、観客の男性2人が落下。全日本ボウリング協会によると救急車で病院に搬送され、検査の結果、2人とも軽傷という。

 最初の種目のウォーミングアップ中だった午前8時半すぎに事故が起きた。全ての観客をいったん会場から退出させ、仮設スタンドの椅子を床におろすなどして安全性を確保した上で、約2時間遅れで競技が始まったが、一部の種目は実施されなくなった。

 今大会は東京五輪の種目追加が実現した場合を想定し、競技用の特設レーンを設置して行われる。協会関係者は「過去に特設レーンでの大会を開催したことはあるが、こういう事故は初めてです」と説明した。

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2015年7月12日のニュース