孔明、逆転Vへ猛追 6打差諦めん!自己ベスト63で8位浮上

[ 2015年7月12日 05:30 ]

18番、ティーショットを放つ小田

男子ゴルフツアー ミュゼプラチナムオープン第3日

(7月11日 庫県三木市 ジャパンメモリアルゴルフクラブ=7012ヤード、パー71)
 小田孔明(37=プレナス)が自己ベスト&この日のベストスコアを出し、通算13アンダーの8位に浮上した。10番パー4でイーグルを奪うなど、1イーグル、7バーディー、1ボギーの63。兵庫県と相性のいい“兵庫男”が6打差逆転Vを狙う。J・B・パク(33=韓国)が通算19アンダーで単独首位。池田勇太(29=日清食品)は67を出し通算15アンダーで4位につけた。

 最終18番でボギーを叩いたが、小田孔は自己ベストの64を更新し、この日のベストスコアタイの63を叩き出した。何より16日開幕の全英オープンに向け、投入した新兵器が仕事をしてくれたのが大きい。10番パー4は残り108ヤードの第2打を52度のウエッジで放つと、ピンの奥3ヤードからスピンして戻りカップインした。「戻っていい感じと思ったら消えた。計算通り」としてやったりのイーグル。これまで100ヤードから110ヤードの距離は51度で打っていたがオーバーすることが多かった。メジャーでは許されないミスのため先週から52度に替えたのが奏功した。

 首位と6打差だが、優勝した昨年の関西オープン、ツアー競技外の08年兵庫県オープン、07、08年と連覇した南都オープンは全て兵庫県開催。「あしたもビッグスコアを出したい」。昨年賞金王が地の利も生かしVを狙う。

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