遼 納得の68 42位で予選通過「トップ10を目指す」

[ 2015年7月12日 05:30 ]

第2ラウンド、14番でアプローチショットを放つ石川遼

USPGAツアー ジョンディア・クラシック第2日

(7月10日 米イリノイ州シルビス TPCディアラン=7268ヤード、パー71)
 61位で出た石川遼(23=CASIO)は6バーディー、3ボギーの68とスコアを伸ばし、通算5アンダーの137で42位に浮上し、2週連続で予選を通過した。67で回ったジャスティン・トーマス(22=米国)が通算12アンダーで単独首位に立った。

 3つスコアを伸ばした石川は「良かったときよりも、さらにいい感じに振れているかなと思える。際どい距離のチャンスも決めることができた」と納得の表情だった。

 インスタートで、10番パー5は3打目をピンの手前1・5メートルに寄せ、バーディー発進。17番パー5では4メートル弱を沈めてバーディーを奪い、折り返した直後の1番でもスコアを伸ばして通算6アンダーとした一時はトップ10まで浮上。アウトはショットが乱れたが、大崩れすることなく2週連続で予選を通過。「パー5で伸ばせるのは大切。ショートゲーム、パッティングとも悪くない」とうなずいた。

 ただ2日連続の60台にも「もったいない68。2日間とも、あと2、3打はいけた感じなので、鬱憤(うっぷん)を晴らしたい」と満足はしていない。来季のシード権確保のためにも上位を目指したい。「トップ10を目指していきたい」と意欲を示した。

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2015年7月12日のニュース