葭葉「恵みの雨」で5位浮上 前日順延生かしショット向上

[ 2015年7月12日 05:30 ]

第2ラウンド、18番でティーショットを放つ葭葉

USLPGAツアー 全米女子オープン第2日

(7月10日 米ペンシルベニア州ランカスター ランカスターCC=6289ヤード、パー70)
 葭葉が5位に浮上して決勝ラウンドに進んだ。前日は第1ラウンドの13番のティーショット後にサスペンデッド。この日朝、再開後に13番でバーディーを奪って波に乗った。6ホールで2バーディーと伸ばすと休憩を挟んで第2ラウンド。精度の高いショットでさらに4バーディーを奪った。

 前半の14番で4メートルを沈めて、後半の4、5番はいずれもピンまで100ヤード以内の2打目を1メートル前後につけて連続バーディー。7番パー5は3打目を80センチに寄せてチャンスをものにした。

 長丁場の一日に「足が痛い」と苦笑いしたが、合計24ホールで4つもスコアを伸ばした。「このコースはアップダウンがあるから、構えた時に目線の高さが変わっていた。それを意識したらショットが凄く良くなった。私にとっては恵みの雨」と前日の順延をうまく生かして上機嫌だった。

 国内ツアー未勝利の22歳。6月の日本地区予選を突破して海外メジャー初出場を決めた。残り2日に「楽しみます」と気負いはなかった。

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2015年7月12日のニュース