錦織、ビッグサーバー攻略して4強「本当にタフな試合だった」

[ 2015年6月20日 01:07 ]

ゲリー・ウェバー・オープン準々決勝でヤノビチと対戦した錦織圭(AP)
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ゲリー・ウェバー・オープン第7日 シングルス準々決勝 錦織圭6―4、5―7、6―3イエジ・ヤノビチ

(6月19日)
 ウィンブルドン選手権(29日開幕、英国)の前哨戦となる大会で2メートル3センチの長身ビッグサーバーをフルセットの末に撃破。世界ランキング5位の底力を発揮して2年連続の4強入りを果たした錦織は「本当にタフな試合だった。勝ててとてもうれしい」と声を弾ませた。

 第1セット序盤はお互いにサービスゲームをキープする展開。ただ、錦織は自身のサービスをゲームは危なげなくキープし、ヤノビチのサービスゲームでは何度もブレークポイントを握るなど押し気味に試合を進めていた。それが実ったのが5―4で迎えた第10ゲーム。相手のミスに乗じてネットプレーなどでポイントを重ねてブレークし、このセットを奪った。

 「相手がレベルを上げてきた」という第2セットは落としたものの、最終セットは第2ゲームでブレーク。第3ゲームでブレークを許すも第4ゲームでブレークバックして主導権を握り、粘るヤノビチを振り切った錦織は「最後は力強さを取り戻せた」と胸を張った。

 20日の準決勝では世界45位のアンドレアス・セッピ(31=イタリア)と対戦する。

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