錦織 準決勝は左脚の痛みで棄権…テーピングも動けず

[ 2015年6月20日 23:26 ]

シングルス準決勝でリターンする錦織圭。第1セット途中でけがのため棄権した

 男子テニスの世界ランキング5位の錦織圭(25=日清食品)が20日、ドイツで行われているゲリー・ウェバー・オープン準決勝の試合途中で左脚の痛みのため棄権、初の決勝進出はならなかった。

 この日は珍しく、バンダナも帽子も着用せず。左足ふくらはぎにテーピングを巻いて試合に臨んだ錦織は、世界45位のアンドレアス・セッピ(31=イタリア)と対戦。第1セットの始まりから動きが悪かったが、1―4とリードされた第5ゲーム終了後に棄権を申し出た。

 6月29日からは四大大会のウィンブルドン選手権が始まるだけに、けがの状態が心配なところだ。

 セッピは2試合続けて、相手選手の途中棄権で決勝進出。決勝では第1シードで世界2位のロジャー・フェデラー(33=スイス)と対戦する。

 ▼錦織圭の話 ふくらはぎに炎症か何かを起こしていると思う。19日の試合(準々決勝)の後半に痛めた。朝起きてすごく痛みがあった。そこまで大きなけがではないと思う。ウィンブルドン選手権に大きなリスクを負いたくなかったので、リタイアした。

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