バスケ国際試合出場停止解除 リオ五輪アジア予選間に合った

[ 2015年6月20日 05:30 ]

 国際バスケットボール連盟(FIBA)はスイスで常務理事会を開き、昨年11月に日本へ科した国際試合出場停止処分について全面的に制裁解除することを決定した。理事会(8月7~9日、東京)で正式決定する。

 ターキッシュエアラインズbjリーグとナショナルリーグ(NBL)の男子リーグの統一、協会のガバナンス(統治)強化、日本代表強化体制の確立が制裁解除のテーマだったが、川淵三郎氏がチェアマン(議長)となったタスクフォース(特別チーム)がFIBAとも連携を取って改革を主導。約半年の短い期間で問題解決にこぎつけた。

 これにより、16年リオデジャネイロ五輪予選を兼ねた男女のアジア選手権(8月末以降、中国)への出場も可能。これまで閉ざされていた海外との連絡も道が開け、代表強化の一環として重要な位置づけとなる国際親善試合なども実施できることになった。都内で会見した川淵会長は「(FIBAからの課題への)対応が的確に解決できたことを高く評価された。私としても満足している」と笑顔を見せた。

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2015年6月20日のニュース