新大関・照ノ富士、若手に胸出す 新幹線開業記念の北陸巡業

[ 2015年6月20日 19:39 ]

小松巡業で若い衆に胸を出す照ノ富士

 北陸新幹線の開業を記念した大相撲の巡業が20日、石川県小松市で行われ、新大関照ノ富士が幕下以下のぶつかり稽古で胸を出した。16日に右ふくらはぎにうみがたまって炎症を起こす「蜂窩織炎」を発症した。取組でも大関琴奨菊を右四つで寄り切ったものの「本格的な稽古の再開が、いつになるかは分からない」と慎重だった。

 左肩の負傷で春場所から2場所連続で全休した横綱鶴竜は久々に綱を締め、約6千人の観衆を前に土俵入りを披露した。名古屋場所(7月12日初日・愛知県体育館)に向け「肩はどんどん良くなっている」と回復をアピールした。

 この日の巡業には2020年東京五輪・パラリンピック組織委員会の森喜朗会長も訪れた。横綱白鵬が20年までの現役続行に意欲的なことについて「私もそこまではやめるなと言っている」と激励。白鵬も「毎場所を大切に過ごし、その時に何かお手伝いできれば光栄」と話した。

続きを表示

2015年6月20日のニュース