理事総辞職 1カ月前倒し 川淵氏方針

[ 2015年3月15日 17:02 ]

 日本バスケットボール協会の改革を主導するタスクフォース(特別チーム)の川淵三郎チェアマンは15日、協会の評議員らと意見交換会を開き、理事と評議員が総辞職する時期を当初の予定より約1カ月前倒しし、5月中旬までとする方針を明らかにした。

 国内リーグ統合問題などで、日本協会は国際バスケットボール連盟(FIBA)から無期限の国際試合禁止処分を科され、理事らの総辞職を決めていた。FIBAは6月に総会を控えており「全員辞任し、それが明確になったら、6月中旬に五輪(予選)出場を認めるということに動きが早まっている」と説明した。

 川淵チェアマンは記者会見で、新理事は15~20人とし、そのうち2~3人は外部から招く考えを示した上で「(FIBAから)全員変えろと言われており、残すと何か言われそう。この2カ月で集中的に人探しをしなくてはいけない。会長と事務総長はバスケットボールを知っている人がいい」と話した。

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