日本、前回Vスイスに敗れ黒星発進 カーリング女子世界選

[ 2015年3月15日 05:30 ]

<日本・スイス>第9エンド、ショットを放つ小笠原(中央)。左は近江谷、右は小野寺

 カーリングのJA全農女子世界選手権札幌大会は14日、北海道札幌市・月寒体育館で開幕して1次リーグが行われ、日本代表の北海道銀行は前回優勝国のスイスに3―5で敗れ、黒星発進となった。

 日本は第2エンドで1点を先制したが、第4、第5エンドで続けて2失点。後半の反撃も及ばず、第10エンド途中でギブアップした。大会は12チームが総当たりの1次リーグを争い、4位までが変則方式のプレーオフに進む。決勝は22日に実施。日本開催は07年の青森市以来2度目。日本は15日にスウェーデン、スコットランドと戦う。

 地元・札幌でチケットは完売し、約1600人の観客で多くの日の丸が振られる中、初戦を白星で飾れなかった。日本は小笠原にミスが目立ち、格上のスイスに敗戦。36歳のベテラン、スキップ小笠原は「勝ち星で皆さんと喜びたかったけど、私が決められなかった」と責任を口にした。

 第2エンドは「3点取れそうだった」という好機でショットの精度を欠き、1点止まり。逆転された直後の第5エンドは最後の一投で狙いを外れて手前のガードストーンに当たり、逆に2点を失った。15日の2戦に向け、「後は私がしっかり決めるだけ」と気持ちを切り替えた。

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2015年3月15日のニュース