久光 ストレートで女子3連覇、男子はJT制す 全日本選手権

[ 2014年12月15日 05:30 ]

 バレーボールの全日本選手権最終日は14日、東京体育館で決勝が行われ、女子は久光製薬が3連覇を決め、男子はJTが優勝した。久光製薬は日立を3―0で下し、前身の全日本男女選手権を含めて5度目の制覇となった。長岡や新鍋らアタッカー陣が着実に得点を重ねた。JTは前々回王者のパナソニックを3―0で破り、7大会ぶり4度目の日本一となった。

 女子で3連覇を果たした久光製薬の中田監督は「選手たちが自立して行動してくれる。試合中、長岡に“敵は相手じゃない”と一喝された」と冗談交じりに成長を称えた。アタックで両チーム最多の18点を挙げた長岡は「苦しいところで必ずチームを助けるのが自分の役割」との言葉通り、競り合った第3セット終盤は強烈なスパイクを見せた。今季1つ目のタイトルを手にしたが、久光製薬は世界クラブ選手権の表彰台が最終目標。通過点の優勝だった。

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2014年12月15日のニュース