栃乃若が引退 将来期待もケガなどで伸び悩む

[ 2014年12月15日 12:13 ]

引退届を提出した栃乃若

 日本相撲協会は15日、幕内・栃乃若(26=春日野部屋、本名・李大源)が引退届を提出したことを発表した。

 栃乃若は報徳学園時代に高校横綱となり、07年初場所に春日野部屋から初土俵を踏んだ。1メートル95、170キロを越える大きな体格を生かして10年秋場所で新十両、11年技量審査場所で新入幕を果たした。12年春場所では西前頭筆頭まで番付を上げて将来を期待された。

 だが、ケガなどもあって伸び悩んで東前頭15枚目で迎えた先場所の九州場所では3勝12敗と大きく負け越し。気力の衰えもあって、12月の冬巡業を終えて東京に戻ってきてから引退を決断した。16日に引退会見を行う予定

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2014年12月15日のニュース