村上大 GP初V「うれしい」マエケン似逆輸入スケーター

[ 2014年12月1日 05:30 ]

広島の前田健太投手(右)似の村上大介

フィギュアスケートGPシリーズ第6戦 NHK杯最終日

(11月30日 大阪・なみはやドーム)
 “マエケン似の逆輸入スケーター”の村上がGPシリーズ初優勝から一夜明け、「うれしい。それしかない」と喜びを語った。

 愛称の“Dice”(ダイス)はダイスケと発音できない英語圏の友人につけられたもの。米国永住権を得た9歳で日本を飛び出し、渡米初日にカリフォルニア州サンディエゴのショッピングモールにあったリンクで初めてスケートと出合い、競技にのめり込んだ。

 米国代表で06年世界ジュニア選手権などに出場。浅田真央と一緒に練習した際に浅田の母・匡子さんから勧められ、07~08年シーズンから所属を日本に変更した。

 新星の次の標的は今月末の全日本選手権。「4回転は大きな武器だし(演技の)後半もノーミスでいければトップ選手と戦える」。プロ野球・広島の前田健太投手に似た笑顔で奮闘を誓った。

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