穴井 POで敗れ号泣…3連続ボギーで失速「勝ち、ないな」

[ 2014年12月1日 05:30 ]

プレーオフで敗れ、表彰式前に涙ぐむ穴井詩

女子ゴルフツアーLPGAツアー選手権リコー杯最終日

(11月30日 宮崎県宮崎市 宮崎カントリークラブ=6428ヤード、パー72)
 敗者の涙はすぐには止まらなかった。プレーオフ2ホール目。2メートルのパーパットを残した穴井は、相手に先にバーディーを決められ終戦。「最後はいいバーディーパット決められたので仕方ない」と受け入れたが、グリーンの奥で待つ練習仲間の成田と抱き合うと、肩に顔をうずめて号泣した。

 正規のラウンドでは2番でバーディーが先行し3打差をつけたが、直後の3番からショットが乱れて3連続ボギー。4番では60センチのパーパットを外すなど悪夢の3ホールが致命傷となった。「3つ(ボギーを)やった時点で私の勝ちはないなと思った。ボギーの数が多過ぎる」と視線は最後まで上がることはなかった。

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