太陽誘電、単独3位!決勝T進出狙い最終節奮闘誓う

[ 2014年10月13日 05:30 ]

 日本女子ソフトボールリーグ第9節最終日は12日、愛知県の豊橋市民球場など3会場で6試合が行われ、太陽誘電は6―5でSGホールディングスグループを振り切り、14勝で単独3位となった。ホンダは2―1でデンソーに競り勝ち、12勝目を挙げた。

 太陽誘電が苦しい展開をしのいで14勝目を挙げた。連投のエース藤田が4点リードの2回に3ラン、3点リードの7回に2ランを浴びた。白星にも山路監督は「2回は連打された直後の初球を狙われた。安易にいきすぎている」とバッテリーに猛省を促した。藤田は「体の感じは悪くなかった。(2回は)打たれて動揺した。うまく気持ちを切り替えるのが課題」と反省しきり。今月末の最終節2試合に決勝トーナメント進出が懸かる。「連投でもいけるように準備します」と奮闘を誓った。

 ≪メロー9K快投≫ホンダが接戦を制し、今節連勝で12勝目を挙げた。初回に4番・森山の中越え2ランで先制。前日11日のSGホールディングスグループ戦に続いて先発したメローは最終7回に本塁打を浴びたものの、2安打1失点で9奪三振の快投だった。デンソー戦での白星は3年ぶり。浜中監督は「最後に打たれたけど頑張ってくれた」とエースに最敬礼だ。メローは「変化球の切れが良かったし、丁寧にコースを投げ分けた。回を追うごとに調子が出た。残り2試合も頑張りたい」と最終節もフル回転する構えだ。

戸田中央総合病院(8勝12敗)
 402 400 0─10
 000 000 0─0
シオノギ製薬(3勝17敗)
 (戸)五味、大平―佐藤、松村
 (シ)岩田、村上、松本―岡、古藤

トヨタ自動車(18勝2敗)
 202 001 3─8
 000 001 0─1
日立(12勝8敗)
 (ト)アボット―渡辺
 (日)小薗、泉、小薗、山中―清原

太陽誘電(14勝6敗)
 130 001 1─6
 030 000 2─5
SGホールディングスグループ(6勝14敗)
 (太)藤田―佐藤
 (S)パーナビー―山科

ホンダ(12勝8敗)
 200 000 0─2
 000 000 1─1
デンソー(13勝7敗)
 (ホ)メロー―ラフター
 (デ)ヘンダーソン―伊藤

ペヤング(2勝18敗)
 010 000 0─1
 102 100 X─4
伊予銀行(4勝16敗)
 (ペ)小沢、比嘉、邱安汝―古関
 (伊)木村―池田

ルネサスエレクトロニクス高崎(15勝5敗)
 000 501 0─6
 000 001 2─3
豊田自動織機(13勝7敗)
 (ル)上野―我妻
 (豊)リケッツ、栗田、井俣―キャスティーヨ、永溝

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2014年10月13日のニュース