メイジ圧勝!開幕3連勝 WTB斉藤が4トライ量産

[ 2014年10月13日 05:30 ]

 関東大学ラグビーは12日、対抗戦の2試合が行われ、明大が80―0で青学大を破り、開幕3連勝とした。2戦連続完封勝利となった明大は、WTB斉藤剛希(3年)が4トライを量産する活躍を見せた。また、早大も97―0で立大に大勝して開幕3連勝。対抗戦は全8チームが3試合を終え、帝京大、慶大を合わせた4チームが3勝で並んだ。

 締めくくりはど派手なランプレーだった。後半29分、自陣10メートルライン付近でパスを受けた斉藤は対面のプロップをかわすと、その後も相手選手を振り切った。約60メートルを走りきって4つ目のトライ。「納得できているのは4つ目のトライ。ウイングなのでトライは常に意識している」と笑った。

 父の信泰さん、兄の玄樹(九州電力)ともに明大でプレーしたラグビー一家。小学校の時、兄が出場した早明戦を国立競技場で観戦し「凄いと思った。この舞台でやりたいと思った」と中学校入学とともにラグビーを始めた。昨年は早明戦直前に左脚の肉離れを発症し、その後も1学年下の成田秀平にレギュラーを譲る形に。「あいつは一発で抜くスピードがあるけど、僕はコンタクトが持ち味」と長所を磨いて11番に定着。「今年の早明戦は秩父宮だけど、その舞台に立ちたいです」と12月の大一番を見据えた。

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2014年10月13日のニュース