上原 米初V夢散…ずるずる後退16位「チャンス生かせなかった」

[ 2014年10月13日 05:30 ]

最終ラウンド、6番でラインを読む上原彩子。通算9アンダーで16位

USLPGAツアー サイム・ダービー・マレーシア最終日

(10月12日 マレーシア・クアラルンプール クアラルンプール・クラブ=6246ヤード、パー71)
 2位から出て米ツアー初優勝を狙った上原彩子(30=モスフードサービス)は1バーディー、3ボギーの73と崩れ、通算9アンダー、275の16位に終わった。野村敏京(21=フリー)も78と振るわず、通算7オーバーの63位。3位から出たフォン・シャンシャン(25=中国)が63をマークし、通算18アンダーで今季初優勝を飾った。

 最終組で回った上原だが、「チャンスを全然生かせなかった」と悲願には届かなかった。出だしの1番で2メートルのパーパットがカップに蹴られてボギーが先行。前半はパーを拾い続ける展開に終始した。後半の10番で第2打をピン横1メートルにピタリとつけてこの日初めてのバーディーを奪ったが、13番は珍しくティーショットを池に落としてボギー。16番でも2メートルのパーパットを外すなど、「パットが本当に入らなかった。ラインが読めていない感じ」とずるずると後退してしまった。

 今季は9月のヨコハマタイヤ・クラシックの11位が最高で、その更新もかなわなかった。それでも、「私が優勝するには足りないものがたくさんあると凄く感じた。充実した一週間だった」と前向きだった。

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2014年10月13日のニュース