パナソニックA組進出決めた!SH田中が活躍、第一関門突破

[ 2014年10月12日 05:30 ]

NEC戦のマン・オブ・ザ・マッチに輝き、トロフィーを手に試合後の円陣に加わったパナソニックのSH田中史朗(中央)

ラグビートップリーグ第1ステージ第6節 第1日

(10月11日)
 5試合が行われ、A組では昨季王者のパナソニックが44―21でNECを下し、第2ステージで上位グループとなるA組進出を決めた。15年シーズンもスーパーラグビー(SR)のハイランダーズで3季連続プレーすることが決まったSH田中史朗(29)がマン・オブ・ザ・マッチの活躍でチームをけん引した。また、試合のなかった東芝とヤマハ発動機、B組の神戸製鋼とサントリーも上位グループ進出が決まった。

 連覇への最低条件となる、第2ステージA組進出が決定。開幕の東芝戦での黒星発進から、最終節の1試合を残しての第一関門突破に、パナソニックのロビー・ディーンズ監督は「長いシーズンでも重要な試合(の一つ)として、準備してきた」と胸をなで下ろした。

 疲労によるパフォーマンスの低下から、前節は先発から外れた田中が、再三、好機を演出。動きに本来の切れ味を取り戻した日本代表SHは、3季連続SRでのプレーが決まった直後の試合でもあり「うれしいですね。2年目まではコネかもしれないけど、自分の力も認められたかなと思う」と相好を崩した。前夜には英国で不定期に編成される名門クラブ・バーバリアンズへの選出が決定。活動期間が重複する日本代表を辞退することになるが、「人生で一度あるかないか。若い子にも夢を与えられる」と目を輝かせた。

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2014年10月12日のニュース