遼 連続ボギーから…12番起死回生イーグル!47位で通過

[ 2014年10月12日 05:30 ]

第2ラウンド、6番でティーショットを放つ石川遼

USPGAツアー フライズコム・オープン第2日

(10月10日 米カリフォルニア州ナパ シルベラードリゾート=7203ヤード、パー72)
 石川は同学年のライバルと対照的に「ティーショットが本当にひどかった」とうなだれた。前半はフェアウエーを捉えたのが一度だけと不安定。折り返した10、11番で連続ボギーを叩き予選通過が厳しい位置まで順位を下げた。

 「もうダメになりかけた」と弱音がこぼれそうになったが、12番パー4で流れが一変した。

 残り105ヤードの第2打。SWでバックスピンをかけたショットはピン奥に落ちるとそのまま戻ってカップイン。「良いリズムで打つことだけを心掛けた」という起死回生のイーグルで息を吹き返すと、終盤は16、18番と2つのパー5でバーディーを奪って踏みとどまった。

 安どの表情を浮かべた23歳は「残り2日間でどれだけ順位を上げられるかを考えてやりたい」と気持ちを切り替えていた。

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