TBS アジア大会アスリートプレゼンターにQちゃん、北島ら

[ 2014年8月27日 15:16 ]

アスリートプレゼンターと務める(前列左から)潮田玲子、高橋尚子、北島康介、田中理恵、(後列左から)小谷実可子、室伏由佳

 TBSは27日、都内の同局で「アジア大会2014韓国仁川」の制作発表会見を開き、アスリートプレゼンターとして高橋尚子さん、室伏由佳さん(陸上競技)、北島康介(競泳)、小谷実可子さん(シンクロナイズドスイミング)、潮田玲子さん(バドミントン)、田中理恵さん(体操)、古賀稔彦さん(柔道)を起用することを発表した。

 アスリートプレゼンターとは、これまでの単なる「解説」や「スペシャルゲスト」とは違い、アスリートの視線から競技の内容や選手について分かりやすく伝え、アジア大会や2020年東京五輪の魅力も含め、プレゼン形式で伝える。

 アジア大会は4年に1度開催されるアジア最大のスポーツの祭典で、45の国と地域が参加し、36競技439種目が行われる。TBSでは「60周年特別企画」としてゴールデンタイムで連日生放送、 総放送枠は80時間を越えるという。大会は9月14日の男子サッカー「日本―クウェート」戦で先行開幕する。

 この日の会見には古賀を除く6人が出席。以下の通りコメントした。

 ▼高橋尚子さん 1998年にバンコクで行われたアジア大会が初めて日の丸を背負った大会でした。スタート時に25℃、ゴール地点35℃という過酷な状況で金メダルを獲得できました。2000年のシドニー五輪で金メダルを獲得できたのもこのアジア大会あってこそだと思います。

 ▼室伏由佳さん 2002年釜山大会からアジア大会に出場し、広州大会で銅メダルを獲得しました。幼い頃は“鉄人の娘”と学校で言われて恥ずかしかったのですが、自分があの場に立ったとき、神聖な場なんだと実感しました。そして父から何かを継承した気がします。

 ▼北島康介 2002年釜山大会の時に世界記録で金メダルを獲得しました。2020年の東京五輪は選手として出場できるかは微妙ですが、できるだけ長く泳ぎ続けられる選手でいたいです。

 ▼小谷実可子さん 私の現役時代はまだシンクロがアジア大会の正式種目ではありませんでした。引退後に運営側でアジア大会に参加していたので高橋尚子さんの金メダルも北島康介選手の金メダルも裏方として体験しています。

 ▼潮田玲子さん 2006年ドーハ大会で銅メダルを獲得しました。バドミントンはアジア勢が強く、「アジアで勝てれば世界で勝てる」とも言われています。そのアジア大会で結果を残せたことが自信になりました。

 ▼田中理恵さん 2010年広州大会に初めて日の丸を背負って出場しました。今回は選手ではない立場でアジア大会に加われることを光栄に思っています。

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2014年8月27日のニュース