bjリーグ 長岡市、タニタと「多世代健康まちづくり」展開へ

[ 2014年8月27日 05:50 ]

タニタカフェのオリジナルコーヒーを試飲する(左から)bjリーグの中野社長、長岡市の森民夫市長、タニタの谷田千里社長、同カフェのイメージモデル・西内ひろ

 新潟・長岡市が26日、都内で、健康をテーマにした地域活性化事業「多世代健康まちづくり」を11月からスタートさせることを、プロバスケットボール・bjリーグ、健康機器メーカー・タニタとともに共同記者発表した。 

 同プロジェクトは行政機能と多目的アリーナの複合施設「アオーレ長岡」を拠点とし、産官学の連係で市民の健康増進を推進していく。bjリーグは新潟アルビレックスを中心に、主にスポーツプロジェクトで参画する。まずは運動プログラムの提供や栄養指導の講座から始め、将来的にはバスケスクールやキッチンスクールなど多方面で協力を進めていく構想だ。

 bjリーグの中野秀光社長は今回のプロジェクトの母体である「地域活性化・健康事業コンソーシアム」の理事長を務めており、長岡市とタニタの橋渡し役も果たした。中野社長自身も新潟アルビレックス代表だった10年前から現役引退した選手のセカンドキャリア事業を構想しており、その受け皿として今回のプロジェクトを活用する夢があるという。「バスケ選手の健康維持への取り組みそのものにブランド力があります」と情熱的に語った仕掛け人が、bjリーグ全面協力を推進する。

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