ソフト女子 世界選手権連覇で凱旋、欧州で広がり実感

[ 2014年8月27日 05:30 ]

ソフトボール女子の世界選手権で優勝を果たし帰国した、(左から)宇津木妙子団長、山田恵里外野手、上野由岐子投手、大久保美紗内野手、宇津木麗華監督

 オランダで行われたソフトボール女子の世界選手権で、2大会連続3度目の優勝を果たした日本代表が成田空港着の航空機で帰国した。決勝まで3連投したエース上野由岐子(ルネサスエレクトロニクス高崎)は「連覇のプレッシャーはあったが一丸で戦えた。打線が好調で、早い回で点を取ってくれたので楽に投げられた」と仲間に感謝した。

 6年後の東京五輪で実施競技復帰を目指すという意味で「BACK SOFTBALL」とプリントされた黄色のポロシャツ姿の選手たちは、関係者からねぎらいの言葉を掛けられ、ホッとしたような表情を見せた。宇津木麗華監督は「初めての欧州開催だったが、お客さんが多くて驚いた。ロシアやイタリアが強くなっていた」と五輪復帰の鍵となる世界への広がりを実感していた。

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2014年8月27日のニュース