萩野 パンパシ初の金へ「無言実行」誓う、納得いく練習できた

[ 2014年8月9日 05:30 ]

壮行会で自分が1面に載っている新聞を手に笑顔を見せる瀬戸(中)と萩野

 競泳のパンパシフィック選手権(21日開幕、ゴールドコースト)日本代表47選手の壮行会が都内で行われ、マルチスイマーの萩野公介(19=東洋大)が初の金メダルへ「無言実行」をテーマに掲げた。

 12年ロンドン五輪では400メートル個人メドレーで銅、昨夏の世界選手権は200メートル個人メドレーで銀、400メートル自由形で銀を獲得したが、頂点はまだない。昨年の決意表明では「金」と書き込んだが、この日は「無言実行」とし「納得のいく練習ができているので、ドンと構えて頑張ればおのずと結果が出る」と話した。

 ところが「400メートル個人メドレーは、ずっと言っている4分4、5秒台。金を狙える種目は狙いたい」と思わず「金」を口にした。メダルを獲得した翌日の新聞の見出しは何がいいかと聞かれると「今年の夏はゴールドだ」と話した。金メダルをリオデジャネイロ、東京五輪での活躍の足掛かりとする。

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2014年8月9日のニュース