稀勢、気迫の立ち合いで2敗堅持「落ち着いていこうと思った」

[ 2014年5月23日 20:03 ]

<大相撲夏場所13日目>豪栄道(右)を下手投げで破る稀勢の里
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大相撲夏場所13日目

(5月23日 東京・両国国技館)
 前日の白鵬戦で立ち合いに失敗した稀勢の里だが、この日は別人のような気迫あふれる踏み込みで2敗を堅持した。

 最近1年間で2勝4敗と分の悪い豪栄道に対し、背中を丸めた素晴らしい角度で当たる。強引な首投げにも体を寄せて押しつぶし「うまくやられていたんでね。落ち着いていこうと思った」と涼しい表情で話した。

 残り2日間は日馬富士、鶴竜の2横綱に挑む。初優勝への夢をつなぐためにも負けられない。「毎日が大事だと思う」と鋭い視線で闘志をみなぎらせた。

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2014年5月23日のニュース