日本ホッケー協会が理事会 反対多数で執行部解任提案は扱わず

[ 2014年5月23日 22:36 ]

 日本ホッケー協会は23日の理事会で、男子日本リーグを脱退した9チームの代表者らで構成する「新しい日本のホッケーを考える会」が吉田大士会長を含む同協会の執行部8人の解任を求めた提案について審議し、反対多数で6月7日の総会の議案として取り扱わないことを決めた。

 「考える会」は日本協会幹部が元コーチに報酬の一部の寄付を強要するなど不適切な行為があったと主張し、執行部の責任を問う形で解任を要求。同協会の岡部幸一常務理事は理事会後に「元コーチの個人収入の中から寄付してもらったが、強要はない」と説明した。

 総会では執行部側と「考える会」側の代表者が出席者からの質問に応じ、日本リーグ休止などの問題解決を目指すことも決めた。

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2014年5月23日のニュース