稀勢 立ち合いで合わず…左手を離した隙にやられた

[ 2014年5月23日 05:30 ]

白鵬に寄り切りで敗れる稀勢の里

大相撲夏場所12日目

(5月22日 東京・両国国技館)
 稀勢の里は不完全燃焼のまま白鵬に敗北し、引き揚げてきた支度部屋では終始無言。風呂場に入った際には“バン”という物を叩く音が鳴り響いた。

 仕切りでは2度突っかけ。3度目の立ち合いでも合わず、左手をいったん離した隙に横綱に先に立たれ、防戦一方のまま2敗目を喫した。北の湖理事長は来場所の綱獲りの条件について「先場所に2桁を切っている(9勝6敗)のは響いている」と逆転優勝が絶対条件となる見解を示した。

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2014年5月23日のニュース