若乃島 新十両当確 両親の、師匠の死を乗り越え…

[ 2014年5月23日 05:30 ]

大相撲夏場所12日目

(5月22日 東京・両国国技館)
 西幕下筆頭の若乃島が十両・隆の山を破り5勝目を挙げ、名古屋場所の新十両を決定的にした。

 18日に、元師匠の放駒前理事長(元大関・魁傑)の西森輝門さんが死去。勝ち越した21日には感極まって号泣した。この日は「眠れない日が続いたけど、昨夜はゆっくり眠れた。先代(放駒親方)がいたから、今の自分がある」と振り返った。01年に父の半蔵さん、1月に母・都磨子さんを亡くした。相次いだ悲しみを乗り越え、夢の舞台への階段を上った。

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2014年5月23日のニュース