正代 春場所デビューへ 時津風入門「遠藤関のようなきれいな相撲に憧れ」

[ 2014年2月4日 19:15 ]

 2011年の学生横綱で東農大4年の正代直也(22)が4日、東京都世田谷区の東農大で記者会見し、大相撲の時津風部屋への入門を発表した。春場所(3月9日初日・大阪市ボディメーカーコロシアム)で前相撲からデビューする。「まずは十両を目指して頑張る」と意欲を語った。

 181センチ、150キロの体格で、強い当たりから右四つで前へ出るのが持ち味。熊本県出身で熊本農高時代に国体少年個人で優勝した実績があり、大学時代は3個のタイトルを獲得した。

 初場所で敢闘賞に輝いた日大出身の幕内遠藤とは4度対戦して2勝2敗だったという。「遠藤関のようなきれいな相撲に憧れている。日々精進していきたい」と話した。

 東農大の先輩にあたる時津風親方(元幕内時津海)は「厳しい世界だけど、こつこつと努力して上位に上がってほしい」と期待を口にした。

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2014年2月4日のニュース