疑惑トレーナー 薬物提供無関与強調「悪いことは何もしていない」

[ 2013年7月19日 06:00 ]

 ドーピング検査で興奮剤のオキシロフリンに陽性反応を示した陸上男子100メートルの元世界記録保持者、アサファ・パウエル(30)らに脂肪燃焼系のサプリメントを渡したとされているトレーナー、クリス・シュイーレブ氏(カナダ)が猛反発した。

 「悪いことは何もしていない。自分をスケープゴートにするのではなく、選手たちが自分の責任を明確にするべきだ」と薬物提供には関与していないことを強調した。

 一方、パウエルとスポンサー契約を結んでいた中国の李寧はこれを凍結。同じく薬物違反が明らかになったタイソン・ゲイ(30=米国)もアディダス社との契約が打ち切られ、スポーツ界の混乱に拍車がかかっている。

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2013年7月19日のニュース