全29選手の出場認める 全日本テコンドー協会

[ 2013年7月19日 18:41 ]

 全日本テコンドー協会と対立関係にあった熊本県協会の所属選手が大会に参加できない事態となっていた問題で、全日本協会は19日、日本スポーツ仲裁機構(JSAA)の裁定で無期限の大会出場停止を解かれた1選手だけでなく、全29選手の全日本ジュニア選手権(28日・長野県松本市)の出場を認めると発表した。

 JSAAによると、16選手は18日に仲裁を申し立てたが、取り下げた。両協会の対立で出場を自粛していた別の熊本県の12選手も参加が承認された。

 事態を重く見た日本オリンピック委員会(JOC)は、17日に出場を認めるよう文書で要請。全日本協会の金原昇会長は「選手の権益を守るよう調整を続けた結果。今後は組織もしっかり整備する」と話した。

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2013年7月19日のニュース