元幕内龍皇が引退 モンゴル出身 白鵬の先輩「昔はいいライバルだった」

[ 2013年7月19日 19:44 ]

 日本相撲協会は大相撲名古屋場所13日目の19日、元幕内で東三段目14枚目の龍皇(30)=本名エレヘムーオチル・サンチルボルド、モンゴル出身、宮城野部屋=が現役引退したと発表した。首のけがによる体力の限界で、断髪式は9月1日に東京・両国国技館で行う。

 龍皇は2000年春場所に初土俵を踏み、07年夏場所で新入幕。突き、押しが得意で幕内には4場所在位し、自己最高位は西前頭8枚目だった。

 横綱白鵬の1年先輩で「横綱と出会ったことが一番の思い出。昔はいいライバルだった。新入幕の場所で10勝できたのもうれしかった」と笑顔で話した。08年九州場所を最後に関取の座を明け渡し、先場所から三段目に落ちていた。

 今後は英語を勉強するため、秋からは米国留学を予定している。

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2013年7月19日のニュース