竹田理事長、特派員協会で猪瀬知事失言の「収束」強調 

[ 2013年5月10日 17:55 ]

 2020年東京五輪招致委員会の竹田恒和理事長は10日、東京都内の日本外国特派員協会で記者会見し、東京都の猪瀬直樹知事が五輪招致を争うイスタンブール(トルコ)を批判する趣旨の失言をした問題は「既に謝罪し、事態は収束した。今後への影響はないと信じている」と強調した。

 国際オリンピック委員会(IOC)委員でもある竹田理事長は英語で質問に答え「今後はIOCの招致ルールを厳守し、東京でベストな五輪を開催できるように集中したい」と述べた。

 地震や津波を懸念する質問も相次いだが「競技会場は厳しい耐震設計の基準を満たしており、心配していない」と説明。今月下旬にロシアで開かれる国際スポーツ会議でのプレゼンテーションで「世界一安全、安心な都市で未来モデルの五輪を開くとアピールしたい」と話した。

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2013年5月10日のニュース