松山英樹 遼超え契約 破格の年間3億円 ダンロップが決定的

[ 2013年5月2日 08:07 ]

プロアマ戦の16番でティーショットを打ち、ミスショットにも笑顔を見せる松山

 先週のつるやオープンで国内最速となるプロ2戦目で優勝を飾った男子ゴルフの松山英樹(21=東北福祉大)が、ダンロップスポーツと契約を締結することが1日、決定的となった。

 年間3億円(推定)の複数年契約になる見通しで、松山が出場する全英オープン(7月18日開幕)前までに発表される。

 松山がアマ時代からともに戦い、実績を残してきたダンロップをパートナーにする意向を固めた。11年のマスターズで松山がベストアマに輝いて以降、メーカー各社がこぞって争奪戦に参加。プロデビュー戦の東建ホームメイト・カップから、同社をはじめブリヂストンスポーツやナイキ、テーラーメイドなどのスタッフが“怪物”を密着マークしていたが、複数の関係者が1日、「もうダンロップしかないでしょう」と明言した。

 4月2日のプロ宣言以降、各社とも年間2億~3億円の契約金を準備。年間2億円だった石川遼(21=CASIO)の1年目と同等以上という破格の金額で争奪戦が繰り広げられた。

 松山はつるやオープン最終日の翌4月29日から名古屋入りし、中日クラウンズが行われる名古屋GC和合Cで調整した。目指すは73年のツアー施行後で初となるルーキーによる2戦連続V。松山は慣れ親しんだダンロップとともに新たな記録に挑戦する。

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