憧れ朝青龍の記録に挑む白鵬 「慣れた」東正位復帰

[ 2013年4月25日 12:28 ]

夏場所の新番付が発表され、新入幕の大喜鵬(右)と握手する横綱白鵬
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大相撲夏場所新番付発表 

 夏場所で朝青龍に並ぶ史上3位の25度目の優勝を目指す横綱白鵬は25日、東京都内で記者会見し「天皇賜杯をいただいて、朝青龍関に並べばいいなと思っている」と意気込みを語った。

 春場所は東横綱を日馬富士に譲ったが、双葉山と大鵬を抜く歴代単独最多の9度目の全勝優勝。番付で東正位に復帰し「やっぱり慣れたものがある」とプライドをにじませた。

 「憧れ。一度この人と対戦したいと思い描いていた」というモンゴル出身の先輩、朝青龍の記録に挑むことには「その人と肩を並べようとしているんだよね」と感慨深げ。東京開催では一昨年秋場所を最後に優勝から遠ざかっていることに触れ「江戸で優勝したい」との目標を掲げた。

 宮城野部屋入門の際に勧誘に動いた弟弟子の大喜鵬が新入幕を果たした。「しっかり彼に稽古をつけて、自分も体をつくっていけばいい」と喜びを口にした。

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