174キロの20歳 千代鳳が新入幕「一気に攻める相撲を」

[ 2013年4月25日 11:25 ]

番付表を手に笑顔の新入幕の千代鳳
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大相撲夏場所新番付発表

 中卒のたたき上げから20歳の若さで幕内に昇進した千代鳳は25日、東京都墨田区の九重部屋で記者会見し「番付を見て実感が湧いた。(以前は)幕内に上がれると思っていなかったので、うれしい」と、細い目をさらに細めて喜んだ。

 昨年九州場所で膝を痛めて休場したが、ことし初場所から2場所連続で10勝。174キロの重さを生かした突進力が武器で「ぶちかまして腕を使い、一気に攻める相撲を取りたい」と元気よく話した。

 千代皇が新十両となり、千代嵐も十両に返り咲くなど部屋は活況。師匠の九重親方(元横綱千代の富士)は「若い世代でよく競い合って稽古している。良い感じになっている」と褒めていた。

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2013年4月25日のニュース