島の出身者が躍進 隠岐の海は隠岐島、千代皇は与論島

[ 2013年4月25日 19:18 ]

 夏場所の昇進力士には相撲が盛んな島の出身者が目立った。

 新小結隠岐の海は日本海に浮かぶ隠岐島出身。島根県から121年ぶりの新三役で、隠岐島からは初めてだ。八角部屋は夏に同島で合宿を行う。八角親方(元横綱北勝海)は「いつも温かい応援で、本当にありがたい」と感謝し、隠岐の海も「一番一番頑張るので応援してほしい」と故郷に活躍を誓った。

 新十両の千代皇は鹿児島県最南端の与論島から初の関取になった。今月前半に帰省して熱烈な歓迎を受けたといい、十両に新風を吹き込みそうな存在だ。

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2013年4月25日のニュース