白い歯見せる希善龍「後輩に追い抜かれて悔しかった」

[ 2013年3月27日 12:40 ]

十両昇進が決まり、笑顔で木瀬親方(左)と握手する亀井改め希善龍

大相撲夏場所番付編成会議

(3月27日)
 亀井改め希善龍は大阪府吹田市の春場所部屋宿舎で記者会見し「実際に十両になったと聞くとうれしい」と白い歯を見せた。

 東幕下7枚目で臨んだ春場所で7戦全勝優勝し、27歳で十両昇進をつかんだ。入門から5年を振り返り「後輩にも(番付を)追い抜かれて悔しかった」と話した。出身地の香川県善通寺市にちなんだしこ名について、木瀬親方(元幕内肥後ノ海)は「魅力のある力相撲を取ってほしいと、お父さんと考えた」と説明した。

 194センチ、147キロと恵まれた体格。希善龍は「立ち合いはまだ通用しないので、腰を割ってどっしりした相撲を取りたい」と表情を引き締めた。

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2013年3月27日のニュース