男子は村上がプレーオフ制す 女子は西岡5バーディーV

[ 2013年3月27日 06:00 ]

男子優勝の村上豊駿(左)と女子優勝の西岡利佳子はトロフィーを手にガッツポーズ

スポニチ主催平成24年度全国小学生ゴルフ春季大会

(3月26日 東京都八王子市・相武カントリー倶楽部=5644ヤード、パー72)
 男子は3アンダーの69で並んだ2人のプレーオフとなり、村上豊駿(愛知・宝4年)が下家秀琉(大阪・氷室5年)を1ホール目で下して制覇。女子は西岡利佳子(兵庫・枚田5年)が5バーディー、2ボギー、3アンダーの69で、2位の岩崎美紀(埼玉・三芳6年)に3打差をつけて優勝した。

 <目標はウッズ 男子>プレーオフ1ホール目の10番をパーでまとめ、優勝した村上は「うれしいです」と笑顔。「プレーオフは初めて。でも、あまり緊張しなかった」と4年生ながら落ち着いたもの。相手の下家とは正規のラウンドでも同組で「バーディー合戦の気持ちでやりました」と競り合い、3アンダーの好スコアにつなげた。4歳からゴルフを始め、現在はラウンドも含め週4回練習している。目標はタイガー・ウッズで「将来はグランドスラムを達成して世界一になりたい」と夢も大きい。

 <2位に3打差 女子>優勝の西岡は前半の16番パー5で寄せバーディーを奪うと、17、18番と4メートルを沈めて3連続バーディーで抜け出した。5年生ながら2位に3打差をつけての優勝に「前半はパターが良くて、狙った通りのゴルフができました」と喜んだ。毎日、コースの練習場でアプローチ、終わると打ちっ放しと練習は厳しいが「試合は楽しいし、知らない人とも友達になれる」と楽しそう。将来は宮里藍、有村のようなプレーヤーが目標で「小学生最後の今年はもっと勝ちたい」と目を輝かせた。
 

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