白鵬関に新たな化粧まわし 片岡鶴太郎がデザイン

[ 2013年3月27日 21:31 ]

片岡鶴太郎(右)がデザインした化粧まわしを贈られた横綱白鵬関

 大相撲春場所で双葉山、大鵬を抜く歴代単独最多9度目の全勝優勝を達成した横綱白鵬関が27日、名古屋市内で、タレントで画家の片岡鶴太郎がデザインした横綱土俵入り用の三つぞろいの化粧まわしを贈呈された。

 横綱用には不動明王と白い鳳凰が、太刀持ち、露払いのものには名古屋のシンボルでもある金のしゃちほこがあしらわれた。白鵬関は「絵と一致する大変いい出来。気持ちよく土俵入りをしたい」と喜んだ。20年ごとに神宮の社殿を造り替える「式年遷宮」を迎える伊勢神宮での奉納相撲(31日・三重)の土俵入りで使用し、7月の名古屋場所でもつける。

 名古屋後援会を介して依頼された片岡は「すごいお役目をいただいた。私にしかできないものを描きたかった」と力作に笑顔を見せた。

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2013年3月27日のニュース