16歳角野がW杯初勝利 「ソチで表彰台狙いたい」

[ 2013年3月27日 08:07 ]

スロープスタイル男子 空中技を披露する角野友基(国際スキー連盟提供・共同)

 スノーボードのワールドカップ(W杯)は26日、スペインのシエラネバダでスロープスタイル男子の最終戦を行い、今季参戦した16歳の角野友基(アルツキララク)が決勝で94・00点をマークしてW杯初勝利を挙げ、今季の種目別優勝も果たした。上村好太朗(フッド)は70・50点で5位に入った。

 角野は1回目に88・00点でトップに立つと、2回目はさらに高得点を出し、初めて表彰台に立った。最終戦は25日に行う予定だった予選の一部が順延となったことなどにより準決勝を実施せず、決勝は予選突破の24人で争われた。

 来年のソチ冬季五輪で新種目となるスロープスタイルは、ジャンプ台や障害物が設置されたコースを滑走しながら技を繰り出し、難度などによって審判員が採点する得点を競う。

 ▼角野友基の話 ベストを尽くして優勝できたことがすごくうれしい。1回目は転倒しないような技の組み立てをして、2回目は誰にも抜かれないようにと思って滑った。自信になる。ソチ五輪に出ることができたら表彰台を狙いたい。(共同)

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2013年3月27日のニュース