高梨沙羅 総合Vを「誇りに思う」 オフは“苦手”水泳トレ

[ 2013年3月19日 17:03 ]

オスロでの最終戦を終えて帰国、記者会見でW杯ジャンプ女子総合優勝のトロフィーを披露する高梨沙羅

 ノルディックスキーのワールドカップ(W杯)ジャンプ女子で総合優勝した高梨沙羅(グレースマウンテン・インターナショナル)が19日、千葉県成田市内で記者会見し「(総合女王の)トロフィーを持って日本に帰ることができて誇りに思う」と笑顔で総括した。

 16歳の高梨はオスロでの最終戦を終えて帰国した。W杯では16戦中8勝を挙げ、目標とする昨季総合覇者のサラ・ヘンドリクソン(米国)らを抑えた。

 来年のソチ冬季五輪での金メダル獲得が期待されるが「その前にやっておくことはたくさんある」と冷静。具体的な課題として着地の技術向上を挙げ「来季は完璧にできるようにしたい」と意欲をのぞかせた。

 シーズンオフには疲労回復を目的に苦手な水泳に取り組む。ジャンプの練習については「ゴールデンウイークすぎくらいから飛び始めると思う」と明かした。

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