全柔連の上村会長 6月のJOC役員改選に立候補せず

[ 2013年3月19日 21:20 ]

 全日本柔道連盟(全柔連)の上村春樹会長は19日、暴力指導問題などを理由として、6月に役員改選を迎える日本オリンピック委員会(JOC)の理事に立候補しないと明言した。関係者によると、後任の理事候補にはロサンゼルス五輪金メダリストで全柔連理事の山下泰裕氏を推薦する案が浮上しているという。

 現在は常務理事を務める上村会長は「大きな問題があった。JOCからもいろんな要望をいただいている。私の仕事の量が多くなり、それをしっかりと実行するためでもある」と説明。後任候補について「柔道界には優秀な人がいる。誰が最も適任かをみんなと相談して決めたい」と話した。

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2013年3月19日のニュース