男子バレー代表監督にサトウ氏最有力 初の外国出身者

[ 2013年2月17日 22:11 ]

 2016年リオデジャネイロ五輪出場を狙うバレーボール男子の日本代表の新監督に、昨年まで米国男子代表のコーチを務めた同国出身のゲーリー・サトウ氏が最有力候補となっていることが17日、複数の関係者の話で分かった。18日の日本協会臨時理事会で就任が決まれば、日本男子で初の外国出身監督となる。04年から指揮を執った植田辰哉監督は退任する。

 日系のサトウ氏はコーチとして1988年ソウル五輪金メダル、92年バルセロナ五輪の銅メダル獲得に貢献するなど長く米国男子の強化に関わった。

 日本男子は昨年のロンドン五輪世界最終予選で敗退し、2大会連続の出場を逃した。日本協会は昨秋から国内外の候補者で後任の人選を進め、低迷が続く男子を抜本的に改革する狙いで、サトウ氏を起用する方針を固めた。

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2013年2月17日のニュース